器の裏側などに付いている
いわゆる刻印、バックスタンプ。

今回は Creil et Montereau (クレイユ エ モントロー) について。
フランスの古物を扱っている人でもあっても、
伺う時代に違いがあるのですが、
ここでは本を参考に書かせていただきます。
Lebeuf Milliet & Cie, Creil & Montereau,

médailles d'or 1834-39-44et49 の刻印
1849~1867
Lebeuf Milliet & Cie, la coupe(カップ),
1867~1876
Barluet & Cie, la coupe(カップ),
1876~1884
Société Anonyme C&M, la coupe(カップ),

CMのアルファベットにdepose桜の木のシリーズ
1884~1895
1884~1920
カップの内側、外側と2箇所に、ダブルで C&Mとなっている。
1884~1920
カップが角ばっているのと
カップ右内側に影 C&M の印もカップ内側1箇所
1884~1920
Les marques au bateau, Labrador(ラブラドール、船),

今までは1884年頃からの製造とされてきましたが、
1902年の値段表に、こちらの刻印の付いたシリーズは無く、
1906年の値段表に初めて記載されます。
船の帆の上に(SERVICE+シリーズ名)が付いていることも多く
1904~1920TURENNE,MARIE-LOUISE,LAVALLIERE, DUBARRY, BRUGES, etc...
といったシリーズがあります。
同じ時代であっても本当に様々なタイプの刻印が存在します。
古物との出会いはフィーリングだと思っていますが、
写真を撮りついでにこちらで少しずつ
バックスタンプを掲載していきたいと考えています。
(最終更新2011年1月20日)
(追記 更新日2014年11月18日)
興味のある方はよろしければそちらもご覧ください。
こちらと重複する部分もありますが、現時点で15点の刻印を掲載しています。